当社は打ち合わせ回数に上限を設けております。
そこにはいくつか意味があります。

1 お客様とわたしたちとの相性を確認するため

設計のご注文をいただくまでにはお客様からご要望をお伺いしてラフプランをご提示するのですが、限られた回数の中でお客様にとってご満足いただけるようなプランがご提示できないのであれば、それ以上回数を重ねてもなかなかご満足いただけるプランをご提示できない場合があります。
そこは私たちがご提供できるものとお客様とのご要望との間に溝があるからだと思います。
それなのにそれ以上回数を重ねることはお客様のお時間と労力を費やしていただくことになってしまうため、そういったことを避けていただいて他社様との打合せにお時間を使っていただきたいのです。

2 お客様の打合せ疲れを避けるため

ラフプランにおいて打合せの回数が増えると、どうしてもまとまらず疲れてしまいます。また、本設計に入ってからも回数を制限するのにも理由があります。それは期限が決まっていないとなかなか人は決めきれないからです。
家を建てるというのは決めていくことがとても多く、またほとんどのお客様にとって初めての経験でもあるため、とても労力を使うことになり、時間をかけすぎると打合せにつかれてしまい、新鮮な感覚でのご希望をお伝えいただくことができなくなるからです。
やはり家づくりは楽しんで行っていただきたいので、できるだけ限られた期間内で打合せしていただきたいのです。

3 固定資産税等土地の維持費が不必要にかさんでしまうため

家づくりをするには当然ながら土地が必要です。
土地を所有しているということは、固定資産税がかかってくることになりますが、家が建つまでは更地としての土地の評価で税金を支払うため、家が建っている時よりも高い評価での税金を支払わなくてはなりません。
それであれば一日でも早く家を建てたほうが土地の固定資産税が少なくなるので、不要な出費を抑えることができます。
もちろん土地を長く放置すると雑草が生えて草刈りをしないといけなくなりますので、その労力と費用が無駄にかかってしまうこともありますね。
もちろんそのために焦ってプランを決める必要はないのですが、期限を決めないとなかなか決まってこないのも事実で、税金のことも考慮してより良い家を作っていただきたいと思います。

4 より良いご意見を出していただくため

打合せ回数が限られることにより、集中して情報を集めたり、一生懸命ご要望を出そうと思えるようになります。回数に限りがなくまだ決めなくても大丈夫、という気持ちが生まれてくると、どうしてもなんとなく物事が進んでしまいます。
そうなりますとあとからやっぱりこれがよかった、などの後悔の念が出てきます。そこでまたプランが変更になるなど、どれが良い案なのかが迷い続けることになります。
大抵は最初のご要望が一番必要なもののことが多いので、そこを大切にして家づくりを進めていくためにも打合せ回数は制限があったほうがいいと思います。